マニラ滞在記 その2

2月26日(金)朝5時半ホテルを出て地元のテレビ局ABS-CBN Umagang Kay Ganda Studioへ。ホテルから車で約30分。フィリピンのテレビ局はメインは2つしかなくて、これから出演するモーニングショーも何百万人も視聴しているとのこと。スタジオ到着後、機材セッティングしてエフェクターを使おうとしたら変圧器は持って行ったけど、コンセントのプラグの形が合わない!チューナーの電池やらりっこから電池借りたりしてなんとか接続完了。

司会の若い男の人のインタビューを少し受けて、そのあと “Banana Chips”を生演奏しました。フィリピンの名産品のバナナの曲とあって、曲名言っただけでスタジオ見学に来ていたお客さんに大ウケ。演奏終わっても「More! More!」ってアンコールのお声がかかる始末。うれしいね!

昼はホテル近くでサンドイッチ食べました。ホテル近くの様子。

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ジープニー。

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豚の丸焼き発見。

ホテルに一旦戻って休憩して、15時半からホテルの大広間で記者会見Press Conference。 テレビ局や新聞社、雑誌社などから取材の方々が来られていました。まず、Japan Foundation国際交流基金の鈴木所長のあいさつ、そして協賛のSM Supremallsの方、Cebu Pacific航空会社の方のあいさつがあり、少年ナイフが紹介され、私がバンドの大まかな歴史など会場のみなさんにお伝えして、そのあと質疑応答。もしこれが日本語であってもなかなか複雑で難しい質問もありましたが、なんとかわかってもらえてよかったです。そのあと「おやつ」なるものを出していただき、媒体の方、わたしたちもしばし休憩。といっても日本の一食分はあろうかという分量。パスタにサンドイッチにデザートのケーキ。フィリピンの人は三食の食事の合間にそういうボリュームたっぷりの「おやつ」を一日に2回食べるそうで、都合一日5食ということになる。その割にスタイルのいい人が多いのはなぜかな。

「おやつ」タイムのあとは、媒体別に個別にインタビューがあって、インタビュアーの人たちのナイフに関する、音楽全般に関する、また日本のアンダーグラウンドシーンに関する知識の豊富さに驚きました。こうでなくっちゃね。

17時過ぎ、記者会見終了。そのあとえっちゃんとりっこはお部屋へ、わたしはGreen Beltエリアのモールへ行きました。ここは4軒のモールが隣接していて、一大ショッピングゾーンとなっています。東洋一の規模らしいです。ひょっとしたら世界一大きいかも。4、5日かかっても全部まわりきれないぐらいお店が並んでいます。

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そこのモールにはナダル、フェデラー、マレーの看板が!

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モールのチャイニーズレストランでワンタン麺を食べました。ワンタンはぷりぷりで、麺は極細、キャベツが入っていて、大変おいしゅうございました。

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モールにはメガスーパーマーケットが入っていて、商品がずらーーーり並んでいます。フルーツの量も半端じゃない。

マニラに来る前は、ここまで都会だとは思わなかった。猛烈に都会です。それから人が多い!しかも平均年齢が若い。カソリックの人が多いので子だくさんということもあります。日本では少子化が問題になっているけど、フィリピンでは産児制限が問題になっています。なかなかうまくいかないもんで。貧富の差が大きいこと、銃が解禁されていること、などなど問題山積だろうけど、人々は明るくてフレンドリーです。