マニラ滞在記 その3

2月27日(土)ライブ当日。この日は忙しかったので写真ほとんど撮ってません。ところで、これはホテルの裏側の写真。

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マニラの街の建物はこういう風に塀がくずれていたり、壁がボロボロになっていたりするところもちらほら。

さて、昼ごはんはホテルのレストランでいただきました。なかなかにおいしかったです。マニラは食べ物おいしいです。

午後2時過ぎ、ホテルを出発、会場のSM Mall of Asiaへ行き、協賛のTシャツショップTeam Manila訪問、そのあと、メディアの取材があるはずだったけど、すこし行き違いがあって、先にサウンドチェック、一旦ホテルに帰って着替え、という寸法です。

モールの横の海に向かって特設ステージが組んであって、きれいな海を見ながら気分よくサウンドチェックできました。前日に変圧器に繋ぐジャックもGreen Beltのモールで仕入れていたので、セッティングもばっちりです。

そしていざ本番。サウンドチェックの時は人がぶらぶら普通に歩いていたのに、本番が始まる前には会場ぎっしりのお客さん。現地の日本語新聞「日刊まにら新聞」には数千人の観客が集まったと書かれていました。あ、ステージから写真撮っておいたらよかったなぁ。人、人、人、の絶景だったのさぁ。スタッフブログにもある通り、お客さんはナイフの事をすでによくご存知で、バナナチップスやらTop of the Worldで盛り上がったり、ハードな曲でノリノリになってくれたり、こちらが何か言ったらすぐレスポンスが帰ってくるという最高な状態でした。お客さんが楽しんでくれている様子を見るとこちらもますますやる気満々になってきます。本当に楽しいライブでした。来てくれたお客さん、主催の国際交流基金のみなさん、協賛各社のみなさん、スタッフのみなさんに感謝します。

フロントに出演してくれた地元のバンドPedicabとDusterのみんなもありがとう。アンコールのジャムセッションは楽しかったです。

ホテルに戻って、ラウンジでピアノの弾き語りを聴きながら、マルゲリータのカクテルを飲んで ほっこりしました。ボーイさんがピアノを演奏している人にお客さんは日本人だよ、と伝えに行ったのだかなんだかで、その日は70年代ごろの日本の歌謡曲を演奏してくれました。ぱちぱちぱち(拍手してました。)それがまた、ソフトなヴォイスで流暢な日本語で歌ってくれるのさぁ。わたしのいた場所からピアニストは死角だったので、どんな人が演奏してるのかは見えなかったんです。午前12時に演奏は終わって、帰っていくピアニストを見たら年の頃60近くか。だけど声はまさしく20代だった。プロだね。